<酒気帯び運転>帰宅中に事故も 福岡の市立中教諭を逮捕

<酒気帯び運転>帰宅中に事故も 福岡の市立中教諭を逮捕
毎日新聞 2016年10月12日(水)10時57分配信

 ◇福岡県警、道路交通法違反容疑

 福岡県警は12日、福岡県糸島市波多江駅北2、同市立志摩中教諭、吉永知加(ちか)容疑者(46)を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。県警や市教委によると、居酒屋など2店で計約5時間酒を飲み、帰宅中に事故を起こして発覚した。「間違いありません」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、7日午前2時25分ごろ、糸島市志登(しと)の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転したとしている。

 県警によると、交差点を左折中に、左の前輪と後輪が側溝に脱輪して立ち往生。そのまま車内で寝込み、約2時間半後、通りかかった男性が近くの交番に届け出た。その場で呼気1リットル当たり0.53ミリグラム(基準値の3倍超)のアルコールが検出され、その後の捜査で、脱輪するまでの間、運転していた事実を裏づけて逮捕した。

 市教委によると、吉永容疑者は6日午後9時から同僚ら3人と飲酒した。同僚らは「歩いて帰ると思っていた」と話しているという。市教委は取材に対し「非常に残念。再発防止のため指導を徹底していく」と話した。【平川昌範】

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