女子更衣室に侵入、段ボールに穴開けビデオカメラ…盗撮の32歳教諭を懲戒免職
産経新聞 2016年10月14日(金)7時58分配信
大阪市教育委員会は13日、勤務先の女子更衣室で盗撮したとして児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)容疑で逮捕され、大阪簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた市立阿倍野中学校の男性教諭(32)を同日付で懲戒免職処分とした。
市教委などによると教諭は7月31日午後、中学校のプール脇の女子更衣室に侵入し、小さな穴の開いた段ボール箱の中にビデオカメラを設置。女子生徒が着替えている様子を盗撮したとされる。生徒らが気づいて発覚し、8月30日に逮捕されていた。
大阪市阿倍野区の市立中学校の更衣室にビデオカメラが仕掛けられた盗撮事件で、大阪府警阿倍野署は30日、この学校の教諭の桐山進也容疑者(32)=大阪市東住吉区桑津1=を児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕した。「性欲を満たすためにやった」と認めている。
逮捕容疑は7月末、プールの女子更衣室で、女子生徒が上半身裸で着替えをしている様子を穴が開いた段ボール箱の中に入れたビデオカメラで撮影したとしている。
同署によると、女子生徒らが当時、桐山容疑者が更衣室付近を行き来する不審な様子を目撃していた。桐山容疑者は「自分で持っていた鍵で更衣室を開けた」と供述しているという。
市教委によると、桐山容疑者は2011年4月に採用された。市教委は「深くおわびし、事実関係を確認の上厳正に対処する」との談話を出した。【村田拓也、念佛明奈】