上板中教諭を逮捕 女児の胸触った疑い
徳島新聞 2016/12/2 14:12
小学生女児の胸を触ったとして、徳島東、鳴門両署は2日、強制わいせつの疑いで、鳴門市撫養町立岩、上板中教諭西垂水大誠容疑者(45)を逮捕した。「胸を触ったのは間違いない」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、10月31日の夕方、徳島市の路上を歩いていた県内の女児に背後から抱きつき、服の上から胸を触ったとしている。
徳島東署によると、2人に面識はなく、西垂水容疑者は女児が悲鳴を上げたことから走って逃走した。被害に遭った女児から事情を聴いた父親が110番し、周辺の防犯ビデオの映像などから西垂水容疑者の関与が浮上した。
上板中や上板町教育委員会によると、西垂水容疑者は採用22年目の技術科教員で、2015年4月から上板中に勤務し、特別支援学級を受け持っている。犯行当日は中間テストだったため、午後から休暇を取っていた。今年11月初旬からは体調不良を理由に休んでいる。
上板中の校長職務代理の藤山克己教頭は「鳴門での住居侵入の件で本人に聞き取りはしていたが、(女児の胸を触ったという)話は聞いていなかった。生徒や保護者にはさらなる動揺を与えて申し訳ない。今後、改めて保護者や生徒に対する説明の場を設けたい」と話した。
上板町教委の板東秀則教育長は「生徒の教師への信頼を失墜させてしまった。申し訳ない」と肩を落とした。