「もう無理です」腹を蹴り、平手打ち… 大分県が高校部活事故で控訴 熱中症で死亡「元顧問は救命措置した」(大分)

「もう無理です」腹を蹴り、平手打ち… 大分県が高校部活事故で控訴 熱中症で死亡「元顧問は救命措置した」
産経新聞 2017.1.5 17:54更新

 大分県立竹田高校で平成21年、剣道部の練習中に工藤剣太さん=当時(17)=が熱中症で倒れて死亡した事故で、重過失を認めて当時の顧問教員に100万円の賠償を求めるよう県に命じた大分地裁判決を不服として、県は5日、控訴した。

 理由を「元顧問は救命措置をした。部活動に携わる教員に大きな影響があり、上級審の判断を仰ぎたい」としている。

 判決によると、工藤さんは平成21年8月、打ち込み稽古中に「もう無理です」と訴え、竹刀を落としても気付かないまま、構え続けた。元顧問はその腹を蹴り、倒れた上にまたがり平手打ちした。工藤さんはその後、病院に運ばれたが、死亡した。

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求償権行使を命じる判決に不服 県側が控訴
(大分県)
[ 2017/1/5 19:09 テレビ大分]

2009年、竹田高校の剣道部員が部活動中に亡くなった事故を巡る裁判で県側は、当時の顧問に賠償金の負担を命じた地裁判決に不服があるとして5日福岡高等裁判所に控訴した。この判断について県側は「元顧問は救命措置をとっており重過失を認定できるか疑問。また、個人に責任が及べば部活動に携わる教員に今後、大きな影響がある」としている。

バカじゃねーの?
抵抗できない人間殴って殺しても救命措置したら罪に問われないのか?
それに責任取れないなら責任者じゃねーだろ!
「個人に責任が及べば部活動に携わる教員に今後、大きな影響がある」
いいことじゃないの。簡単に生徒殴る教師がいなくなる。
このブログで何度も書いてますが、私は空手と柔道の道場に通って両方とも黒帯取りましたが、怒鳴られることはあっても殴られることはなかった。
私の友人は二つの流派の空手の黒帯だが、やはり怒鳴られても殴られたことはない。
殴らなければ指導できない指導者は、弟子が殴り返すほど強くなれない二流の存在なので、即刻離れて別の指導者を探すべき。
「三年かけても良師を探せ」は本当のことです。子供が強くなる前に殺されてはたまらん。

しかし、意識が混濁する剣太さんを救護するどころか、腹を蹴り、10回も顔を平手打ちした当時の顧問と、それを見過ごした副顧問の賠償責任は問われぬまま。父英士さん(48)は県弁護士会館での記者会見で厳しい表情を崩さなかった。

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