僧侶養成校で僧侶が横領、逮捕 授業料など1000万円 兵庫・尼崎

僧侶養成校で僧侶が横領、逮捕 授業料など1000万円 兵庫・尼崎
神戸新聞NEXT 20171/24(火) 20:04配信

 法華宗の僧侶を養成する兵庫県尼崎市の専門学校で授業料など約1千万円を着服したとして、神戸地検特別刑事部は24日、業務上横領の疑いで、同校を運営する学校法人法華学園の元職員で僧侶の豊島正宏容疑者(53)=神戸市兵庫区=を逮捕した。

 逮捕容疑は2012〜15年、法華学園が運営する「興隆学林専門学校」(尼崎市開明町3)の銀行口座から複数回にわたって現金を引き出し、計999万4千円を自分の銀行口座に入金するなどして横領した疑い。

 同学園によると、豊島容疑者は01〜15年、法人の経理担当職員として、学生の授業料などを管理していた。

 15年9月、豊島容疑者が「口座から経費を支払えない」と申し出て現金の着服が分かり、懲戒解雇された。

 地検は認否を明らかにしていないが、同専門学校によると、法華学園が設けた第三者委員会の調査に対し、豊島容疑者は「生活費などに使ってしまった」と話したという。

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