富山市教育委員会 印鑑の偽造で職員を処分/富山
チューリップテレビ 2017/1/27(金) 19:56配信
印鑑を偽造して不適切な契約書を作成したとして、富山市教育委員会は、郷土博物館の主査学芸員を減給3か月の懲戒処分としました。
富山市教育委員会によりますと、去年5月に行われた本丸亭の開館記念式典の会場設営委託業務で、郷土博物館の男性主査学芸員44歳が、公印を管理する部署の印鑑を偽造した上、本来押すべき市長印とは別の市長印を押して民間事業者との業務委託契約書を作成しました。
理由について、学芸員は「委託業務が履行されるまで書類の作成が間にあわなかったため」としています。
富山市教育委員会によりますと、この行為は公印の不正使用罪と、公文書偽造の罪または虚偽公文書作成罪にあたる可能性があるということです。
富山市教育委員会は、今日付けで主査学芸員を減給3か月。
管理責任として館長代理を減給1か月、館長を文書訓告としました。