14歳買春容疑、教諭逮捕 中学勤務 SNSで知り合う(沖縄)

14歳買春容疑、教諭逮捕 中学勤務 SNSで知り合う
琉球新報 2017/2/15(水) 10:37配信

 宜野湾署と県警少年課は14日、会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合った女子中学生(14)に現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で沖縄本島中部の公立中学校教諭(43)を逮捕した。県警によると、同教諭は現金を渡して行為をしたことは認めているが「(少女の)年齢については覚えていない」と話している。

 逮捕容疑は2016年12月4日午後0時40分ごろから、同2時25分ごろまでの間に本島南部のホテルで、18歳未満と知りながら女子中学生に現金を渡してみだらな行為をした疑い。

 県警によると、被害者の少女は同教諭の教え子ではなくSNSを通じて知り合った。捜査関係者によると、同教諭は過去にも未成年の女子生徒に対する同様な事件を起こしており、書類送検されていた。同署はこの事件から同教諭の携帯を捜査し、今回の被害女子生徒とのメールのやりとりを確認した。

 同教諭の勤務先の中学校によると、同教諭は1年生の担任を務め、1、2年生の数学を教えている。勤務状況に問題はなく、生徒からの信頼も厚かったという。同校は15日夜に緊急の保護者会を開き、事実の報告と再発防止策を説明する方針。

 同校は「学校の取り組みが甘かった。服務規程を徹底し、教員一人一人とのコミュニケーションを密にしたい」としている。

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「大きな衝撃」と沖縄県教育長、14歳買春容疑・教諭逮捕
琉球新報 2017/2/15(水) 10:40配信

 本島中部の公立中学校教諭(43)が児童買春容疑で宜野湾署に逮捕されたことを受け、平敷昭人県教育長は14日「大きな衝撃を受けている」とするコメントを発表した。

 平敷教育長は「県教育委員会として、事実関係の正確な把握に努めている」とし「事実と確認されれば、関係法令に基づき厳正に対処していきたい」との考えを示した。県教育庁学校人事課は同日、事実関係の確認と生徒のケアなどの対策を検討するよう、同教諭が勤務する中学校に要請した。

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