わいせつ 元中学教諭に有罪判決 地裁「強い非難に値する」 /徳島

わいせつ
元中学教諭に有罪判決 地裁「強い非難に値する」 /徳島
毎日新聞2017年3月22日 地方版

 女子小学生に抱きつき胸を触ったとして、強制わいせつ罪などに問われた元上板町立上板中教諭、西垂水大誠被告(45)=鳴門市撫養町立岩、逮捕後に懲戒免職=に対し、徳島地裁は21日、懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年)の有罪判決を言い渡した。

 坂本好司裁判官は「中学校教諭として生徒を指導する立場だったにもかかわらず、犯行に及んだことは強い非難に値する」と述べた。

 判決などによると昨年10月31日夕、徳島市の路上を歩いていた面識のない女児に背後から抱きつき胸を触り、鳴門市に移動した後、元生徒宅の敷地に侵入して入浴中の女児をのぞき見たとされる。

 1日の公判で検察側は懲役2年、科料9000円を求刑したが、「求刑内容に誤りがあった」として、判決言い渡しに先立ち、改めて懲役2年を求刑した。【松山文音】

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