名大准教授が不正経理 1300万円、処分検討
産経新聞 2017.3.9 21:38更新
名古屋大は9日、大学院医学系研究科の津坂昌利准教授が、情報関連機器の購入に必要な書類を偽造し、特定の業者から納品させて代金約1300万円分を大学に支払わせる不正な経理処理があったと明らかにした。
名古屋大によると、このうち約180万円分は水増ししたものだった。一部を私的流用したとみて処分を検討している。同種機器が大学に大量に納品されているとの指摘が内部からあり、不正が判明した。
津坂准教授は医学系研究科の医療技術学専攻で情報機器管理を担当。平成23年11月〜28年2月、機器を仕入れる際、代金を水増しした見積書などを偽造し物品を購入、差額分を流用していた。