教員免許失効 気づかず授業 弥栄高教諭 /神奈川
毎日新聞2017年4月29日 地方版
県は28日、県立弥栄高(相模原市)の男性教諭(35)が先月31日に教員免許を失効した後も、今月27日まで授業を続けていたと発表した。男性教諭は失効時にさかのぼって失職した。
県教委によると、男性教諭は、先月末の更新期限までに30時間分の講習が必要だったが、受講したのは24時間分だった。「期限を勘違いしていた」などと話しているという。
免許更新制度が始まった2009年4月以降、県立の高校と特別支援学校で常勤の教諭の免許失効が発覚したのは初めて。県教委は28日、全県立高などに、同様の更新忘れがないか調査するよう指示した。【堀和彦】