教職員の処分、10年で127人 再発防止策を疑問視
秋田魁新報 2017年6月14日 掲載
相次ぐ教職員の不祥事を受け、秋田県教育庁は13日、過去10年間の教職員の懲戒処分についてまとめた資料を県議会教育公安委員会に示した。2007年度以降に処分された小中学校や特別支援学校、教育庁の教職員は127人に上り、委員からは再発防止策の実効性を疑問視する声が上がった。
処分の程度別では免職37人、停職15人、減給35人(うち管理監督責任を問う処分11人)、戒告40人(同18人)だった。内容別で最も多かったのは交通事故の29人。次いで着服27人(同18人)、セクハラ・わいせつ20人(同4人)、体罰12人(同1人)、飲酒11人(同1人)。窃盗などその他は28人(同5人)だった。