坂上忍 わいせつ教師へのケアに怒り「悪さした奴に優しいんだな」
トピックニュース 2017年6月13日 18時44分
13日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、司会の坂上忍が、全国の一部で始まっている不祥事教師に対するカウンセリングに怒りの声をあげた。
番組では2015年にはわいせつ行為で処分を受けた教師が過去最多の224人を数えるなど、教師の不祥事を取り上げ、どうやって子どもを守っていくかについてジャーナリストの渡辺真由子氏を迎えてスタジオで議論した。
その中で、静岡県で全国に先駆けて始まった取り組みが紹介された。わいせつ行為などを働いて停職した教師に対し、同県は臨床心理士によるカウンセリングを導入している、というのだ。この施策に坂上は「全然ピンとこない。悪さした奴に優しいんだなって思っちゃう」と皮肉っぽくコメント。
渡辺氏はこの対策の意図について、わいせつ行為の背景には「心に歪み」があり、それを生い立ちなどから分析するものだと説明する。すると坂上は「分析してどうすんの? また教師に戻してあげようとしてんの?」「すげー迷惑なんだけど!」「そんなやつ、教師にいらないんだよ!」と険しい顔でまくし立てた。坂上は「そういう性癖をもった人にとっては、学校がとんでもなくいい環境になってしまう」と危惧し、「教師に戻すため」のカウンセリングについて異議を唱えたのだった。
前横浜市長の中田宏氏は、教員について、全国の自治体がデーターベースを共有していない問題を指摘する。現状は一部しか共有されておらず、他県で再び教師に復職できてしまう現状が問題があるというのだ。