わいせつ行為、生徒会費着服…教諭3人を懲戒免職 大阪府教育庁

わいせつ行為、生徒会費着服…教諭3人を懲戒免職 大阪府教育庁
産経新聞 2017/6/24(土) 10:21配信

 大阪府教育庁は23日、生徒へのわいせつ行為や生徒会費を着服するなどした府立高校や中学の教諭3人を懲戒免職処分にしたと発表した。処分はいずれも同日付。

 府教育庁によると、は、昨年11〜12月と今年4月に、自宅やホテルで少なくとも6回、同校2年の女子生徒とわいせつな行為を行ったという。男性教諭は女子生徒が所属している部活動の顧問で、保護者からの通報で発覚した。

 男性教諭は4月24日に児童福祉法違反容疑で逮捕され、その後、児童ポルノ禁止法違反罪で略式起訴され、罰金50万円を命じられた。男性教諭はすでに納付済みで、「一時の快楽におぼれてしまった」と話しているという。

 また、は平成26年2月〜29年2月にかけてスポーツ用品の販売業者に虚偽の領収書や納品書を用意させ、部活動の備品を自ら立て替えて支払ったように装って学校に報告。生徒会費などから計約51万2千円を着服した。男性教諭は「先にお金を請求して、後から必要な物品を購入しようとした」などと説明しているといい、着服に関してはすでに全額返納している。

 このほか、岸和田市立中学の女性教諭(28)は、修学旅行の慰労会でビールなどを飲んだ後に同市内で軽自動車を運転。自宅付近のコンビニでフェンスなどに接触する事故を起こした。

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