2016年度公立学校調査 教職員による体罰26件(埼玉県)
テレ玉 2017/7/6(木) 22:22配信
昨年度=2016年度にさいたま市をのぞく県内の公立学校で起きた児童・生徒に対する体罰は26件あり、被害にあったのは31人だったことが県教育局の調べでわかりました。
調査は県教育局がさいたま市をのぞく県内すべての公立の小・中学校と高校、それに特別支援学校合わせて1245校を対象に、昨年度1年間に起きた児童や生徒への体罰について調べました。
それによりますと、昨年度にあった体罰は26件で、体罰を行った教職員は23人、被害にあった児童・生徒は31人でした。体罰が行われた場面は、授業中が最も多い12件、次いで放課後が6件、部活動中が3件と続いています。
体罰の内容は「素手でたたく」が14件で最も多く、「蹴る」と「投げる・転倒させる」がともに2件となっています。体罰によりけがをしたのは骨折と打撲が1人ずつの合わせて2人で、あごの骨を折るなど全治1年のけがをさせた小学校の教諭は懲戒免職となっています。