「指導の見返り」女子学生の体触り交際要求…鳥取大医学部教員を停職6カ月
産経新聞 2017.7.14 12:47
鳥取大は14日、大学院医学系研究科の40代の男性教員が自身のゼミに所属する20代の女子学生にセクハラ行為を繰り返したとして、停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は12日付。
鳥取大によると、女子学生が今年2月に大学のハラスメント相談員に訴え出て発覚。教員は昨年11月から今年2月にかけて、「指導の見返り」として女子学生の体を触ったり、交際を要求したりして、就学環境を悪化させた。女子学生は心理的ストレスにより通院を余儀なくされた。
大学は「教員がこのような行為をしたことは遺憾であり、被害学生や関係者に深くおわびする。職員の意識啓発を図り、信頼回復に努めたい」としている。