岐阜薬科大、3月の入試採点ミス 合否に影響なし

岐阜薬科大、3月の入試採点ミス 合否に影響なし
岐阜新聞Web 2017/7/28(金) 8:12配信

 岐阜薬科大(岐阜市)は27日、今年3月に実施した薬学科(中期日程)の一般入試で採点ミスがあった、と発表した。数学の2問の模範解答に誤りがあった。合否判定への影響はないという。
 先月26日に県高校数学教育研究会主催の学会で岐阜、愛知両県の高校教諭が模範解答を検討していたところ、一部の参加者から数学の問題について疑義があり、模範解答の誤りが発覚。採点し直した結果、受験生498人のうち56人が減点、17人が加点されたが、これにより合否が変わる受験生はいなかった。
 稲垣隆司学長は会見で謝罪した。従来は学内の教員だけで数学の問題や模範解答の作成に当たっていたが、今後は学外の専門家にも加わってもらう再発防止策を示した。
 今春の薬学科の一般入試の募集人数は78人で、498人が受験。前期日程を終えて他大学の入学手続きをしなかった369人が合否判定の対象となり、157人に合格通知を出していた。

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