不適切校は補助金減額も=広域通信制高の運営改善―文科省会議

不適切校は補助金減額も=広域通信制高の運営改善―文科省会議
時事通信 2017/7/31(月) 17:56配信

 広域通信制高校の運営改善に関する文部科学省の有識者会議は31日、法令違反など不適切な運営があった高校に対して、補助金を減額できる制度の創設を柱とした対策をまとめた。

 自治体による学校の指導監督を強化するため、国が自治体向けマニュアルを作成することも盛り込んだ。

 今年3月に閉鎖したウィッツ青山学園高校(三重県伊賀市)では、就学支援金の不正受給や学習指導要領に沿わない不適切な授業が行われていた。今回の対策では学校側に改善を促すため、補助金を不交付にできる現行の規定に加え、減額する仕組みを新たに設ける。 

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