女性教諭が小1児童に暴言「脳みそ使えよ」 石垣市内の小学校
沖縄タイムス 2017/8/24(木) 5:00配信
沖縄県石垣市内の小学校で1年生担任の女性教諭が「赤ちゃん」「脳みそ使えよ」などと複数の児童に暴言を発していたことが23日、分かった。教室でけがをしたという児童からは「先生に無理やり引きずられた」などと体罰を疑わせるような証言もあり、一部保護者が法務局に訴える動きもある。
校長は取材に対し暴言の事実は認め、「子どもたちの尊厳を傷つけ、恐怖心を与える言葉。児童や保護者の苦しみを考えると大変申し訳ない」と謝罪した。24日に保護者説明会を開く。
市教委によると6月末、保護者から給食時間内に完食できなかった児童が教室外に立たされて食べさせられたと相談があったほか、7月以降も電話や手紙で「子どもが担任のことで悩んでいる」などとの訴えが複数寄せられていた。
暴言は、学校に行きたがらない児童がいるのを不審に思った保護者がボイスレコーダーで教室内のやりとりを録音したことで発覚。トイレに行きたいと申し出た児童に「漏れる? じゃあ漏らすー? …幼稚園生!」などと強い口調で責める声も記録されている。
市教委の担当者は「入学したばかりの1年生はまだ発達段階で、畏縮させるような言葉は不適切。全小中学校で発達段階に即した丁寧な指導対応をするよう呼び掛けたい」と話した。
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