生徒にわいせつ、また懲戒免 京都府教委、本年度3件目

生徒にわいせつ、また懲戒免 京都府教委、本年度3件目
京都新聞 2017/8/23(水) 23:00配信

 京都府教育委員会は23日、教え子の女性生徒にわいせつな行為をしたとして、府北部の公立中の20代男性教諭を懲戒免職処分にした。府教委では、昨年4月からわいせつ事案での懲戒処分が相次いでいる。本年度3件目で、生徒が被害にあい、免職になった教員は2人にのぼった。
 府教委によると、教諭は採用1年目で、生徒の部活顧問だった。6月下旬に無料通信アプリLINE(ライン)でやりとりするようになった。教諭が誘ったことを機に、7月上旬に2回ドライブに出かけ、うち1回は車の中で抱きしめたりキスしたりしたという。生徒の友人が担任に伝え発覚した。
 府教委は今月8日、教員と生徒がSNSなどでやりとりする行為を原則禁止する通知を、各市町教委と府立学校に送った。教職員人事課は「再発防止を進める中、信頼を損ねる事態で、きわめて残念」としている。

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