宮城県教委、教諭2人処分 野球部物品購入費約30万円私的流用した中学校教諭を懲戒免職 同僚へセクハラの男性教諭も停職12カ月
産経新聞 2017/9/6(水) 11:44配信
宮城県教育委員会は5日、生徒の保護者から集金した現金約26万9千円を私的に流用したとして、同県大郷町立大郷中学校の鈴木孝則教諭(56)を懲戒免職処分にした。
発表によると、鈴木元教諭は顧問を務めていた野球部の生徒の保護者から平成27、28年度に物品購入のために集金した現金約20万2千円のうち15万円を私的流用。28年10月に流用が発覚したが、学校の調査が進められていた29年度にも野球部員の保護者から集金した約11万9千円全額を私的に流用していた。「生活費などに使った」と話しているという。管理監督が不十分だったとして、校長を減給10分の1、1カ月の懲戒処分にした。
また、同僚の女性職員にセクシャルハラスメントを行ったとして、北部教育事務所管内の小学校の男性主幹教諭(49)を停職12カ月の懲戒処分にした。主幹教諭は今年3月の職場の送別会で女性職員のひざなどを触り、4月の歓迎会でも同じような行為を繰り返した。