<高知・公立中教諭>女子生徒3人に「校内外でキス」など
毎日新聞 2017/9/8(金) 20:30配信
◇県教委が懲戒免職に 「生徒の心を深く傷つけた…」と陳謝
高知県教委は8日、勤務先の生徒にみだらな行為をしたなどとして、県内の公立中に勤務する40代の男性教諭を同日付で懲戒免職にしたと発表した。
県教委によると、男性教諭は2011年8月上旬〜14年1月下旬ごろ、当時勤務していた県中部の公立中の女子生徒3人に対し、スマートフォンから「ドライブに行こう」とメッセージを送ったり、校内外でキスしたりし、うち1人にはみだらな行為を複数回行った。
先月23日、電話による匿名の通報で発覚し、男性教諭は県教委の聞き取りに「私の身勝手な行為で生徒の心を深く傷つけた。申し訳ない」と話したという。県教委は「県民の信頼を大きく裏切り、深くおわびする」とのコメントを出した。【松原由佳】
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わいせつ行為の中学教諭懲戒免職
NHKニュース 2017年09月08日 18時19分
高知県教育委員会は県内の公立中学校に勤務する40代の男性教諭が女子生徒の体を触るなどのわいせつな行為をしていたとして懲戒免職の処分としました。
懲戒免職処分を受けたのは県内の公立中学校に勤務する40代の男性教諭です。
県教育委員会によりますと男性教諭は6年前の平成23年8月からおよそ2年半にわたって当時、顧問をしていた部活動の女子生徒など合わせて3人にラインなどで不適切なメッセージを送っていたほか、このうち2人に対しては学校内や校外の車の中などで抱きしめたり体をさわったりするなどのわいせつな行為を繰り返していたということです。
男性教諭は今は被害を受けた生徒が通っていた学校とは別の学校に勤務していますが、先月23日に地元の教育委員会に匿名の電話があったことから、県教育委員会が調査を進めていました。
県教育委員会の調べに対して、この男性教諭は「女子生徒に対して好意を持ってしまった」と話し事実関係を認めた上で、「生徒の心を深く傷つけて申し訳ない気持ちです」などと話しているということです。
県教育委員会は教育に対する信用を失墜させたとして、男性教諭を8日付けで懲戒免職の処分にしました。
県教育委員会小中学校課の長岡幹泰課長は「県民の信頼を大きく裏切ったことを深くおわびします。不祥事を防止する取り組みを徹底していきたいです」と話しています。