職員採用不正、前山梨市長ら3人を受託収賄などの罪で起訴

職員採用不正、前山梨市長ら3人を受託収賄などの罪で起訴
TBS系(JNN) 2017/9/12(火) 1:53

 山梨市の前の市長と中学校の校長らが、市の職員の採用試験をめぐり贈収賄の疑いで警視庁に逮捕された事件で、東京地検は、前市長ら3人を受託収賄などの罪で起訴しました。

 東京地検が受託収賄の罪で起訴したのは、山梨市の前市長・望月清賢被告(70)です。また、贈賄の罪で、甲州市の中学校校長・萩原英男被告(57)と山梨市の住職・瀧沢博道被告(73)もあわせて起訴しました。

 起訴状などによりますと、望月被告は、2016年度の山梨市職員の採用試験をめぐり、萩原被告の息子が合格できるよう便宜を図った見返りに萩原被告らから現金80万円を受け取った罪に問われています。東京地検は、望月被告らの認否を明らかにしていません。

 警視庁は、望月被告を収賄の疑いで逮捕しましたが、東京地検は「請託があってそれを受けたと裁判で証明できる証拠が収集できた」として、より量刑が重い受託収賄の罪で起訴しました。(11日18:26)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする