滋賀県立大教授をセクハラで処分 食事や外出に女子学生誘う
京都新聞 2017/10/11(水) 23:10配信
滋賀県立大(彦根市)は11日、女子学生にセクハラをしたとして、人間文化学部の60代教授を同日付で停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。
同大学によると、教授は2015年12月から16年5月までの間に、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じて女子学生を食事や外出など個人的に13回誘い、2人で県外の温浴施設を教授の私有車で日帰り訪問していたという。同年12月に女子学生が大学に相談した。
学内の人権問題調査委員会で両者から聞き取りを行い、懲戒審査委員会で処分を決めた。廣川能嗣学長は「学生、県民の皆様に心からおわびする。再発防止に取り組む」と謝罪した。