免許切れで3年半授業、熊本県の公立小教諭
産経新聞 2017.10.13 20:36
熊本県教育委員会は13日、県内の公立小の40代男性教諭が、教員免許の期限が切れたまま約3年半授業をしていたと発表した。県教委は平成26年4月にさかのぼって採用を取り消した。
教員免許は21年から更新制となったが、男性は23年から県内の社会教育施設に出向し、更新手続きを忘れていた。26年に教職に復帰した時点で既に免許は無効となっていた。県教委は「26年の採用時の確認が不十分だった」とした上、男性の授業に問題はなく、児童の授業をやり直す必要はないとしている。
県教委が各教諭の免許状の確認をする中で2日に発覚した。男性は更新手続きをした上で新たに採用試験を受けて合格すれば復職できる。