福井・池田中2自殺 「担任信じたのが間違いだった」 執拗指導の副担任と「2人にしない」の約束破られ母親泣き崩れ…
産経新聞 2017/10/20(金) 11:39配信
男子生徒の母親と祖母は19日、福井県池田町内の自宅で、産経新聞の取材に応じた。生徒を、関係が悪い副担任と2人きりにしないとの約束を担任が破ったことについて、母親は「担任を信じたのが間違いだった。学校全体で子供のことを考えてくれていたと思っていたのに…」と泣き崩れ、学校側への不信感をあらわにした。
遺族によると、生徒の自殺後、学校側に説明を求めると、3月下旬に校長、教頭に加え、担任、副担任が生徒宅を訪問。担任はぼそぼそと話すだけで内容が一切分からず、副担任に執拗な指導について問いただすと「生徒のことを考えて言った」と答えたという。母親は「息子にしたことが、どれだけ苦しめたのか分かっているのかを、担任、副担任だけではなく、学校の教師全員に聞きたい」と話し、祖母は「すべてを包み隠さず教えてほしい」と述べた。