「運動会の組体操が原因」と遺族が訴え 去年6月広島県三原市の中学校で生徒死亡

「運動会の組体操が原因」と遺族が訴え 去年6月広島県三原市の中学校で生徒死亡  
テレビ新広島 2017/11/2(木) 19:05配信

去年6月、三原市内の中学3年生の男子生徒が脳内出血で死亡したのは、運動会の組体操が原因だったとして、遺族が学校を運営する広島大学に損害賠償の支払いを求め、広島地裁に訴えを起こしました。

訴えによりますと、当時、広島大学付属三原中学校の3年生だった男子生徒は、去年6月、学校の運動会で組体操に参加した2日後に「頭が痛い」などと訴えて病院に運ばれ、脳内出血で死亡しました。

男子生徒は、組体操で3段に重なる移動ピラミッドの2段目にいましたが、演技後にピラミッドが崩れたということです。
遺族は、生徒の後頭部に衝撃が加わっていたと主張し、事故の発生を事前に予想できたのに安全対策を講じていなかったとして、学校を運営する広島大学におよそ9600万円の支払いを求めています。

広島大学は「調査の結果、事故があったという事実はなかった」としています。

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