遠征費不正受給や不適切メッセージ 群馬県立高教諭を停職

遠征費不正受給や不適切メッセージ 群馬県立高教諭を停職
産経新聞 2017/11/18(土) 7:55配信

 部活動で指導していた女子生徒に不適切なメッセージを送ったほか、県外遠征に際して県から旅費計約25万円を不正受給したとして、県教育委員会は17日、東毛地域の県立高校の男性教諭(41)を停職6カ月の懲戒処分としたと発表した。16日付。

 県教委によると、教諭は今年7月下旬から10月上旬にかけ、無料通話アプリ「LINE」で女子生徒に対し、事務連絡に混じって「かわいいね」「大好きだよ」などと、教員として不適切な内容のメッセージを数回送信した。

 また、平成24年から今年10月にかけ34回にわたり、県外遠征時の生徒引率に県教委が禁止している私有車を使用。うち27回は公共交通機関で引率すると届け出て、旅費の不正受給を繰り返した。

 いずれも匿名の電話で発覚した。教諭は、私有車を引率に使用した理由を「生徒のため」などと釈明。不正受給した旅費は部活の運営費に充てていたといい、全額返還した。

 県教委は「教育公務員の信用を失墜するものであると重く受け止める」としている。

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