<大阪市教委>バレー部員6人に常習的体罰 講師を懲戒処分

<大阪市教委>バレー部員6人に常習的体罰 講師を懲戒処分
毎日新聞 2017/11/24(金) 19:44配信

 顧問を務めている男子バレー部の部員6人に常習的に体罰をしたなどとして、大阪市教委は24日、市立中学校の男性講師(29)を停職3カ月の懲戒処分にした。講師は同日、依願退職した。他の教員に見られないように、男子バレー部が体育館を使う日を選び、倉庫などで体罰をしていたという。

 市教委によると、講師は今年5〜10月、2年の部員6人に対し、腹部を蹴ったり頭をたたいたりしたほか、「殺すぞ」などと言ったという。部員にけがはなかった。

 10月18日に6人の右頬を1回ずつ手の甲でたたき、翌日に保護者が学校に通報して発覚した。講師は「チームを強くしたかった。イライラしてつい手が出た」と話しているという。7月に校長が体罰をしていないか確認したが、講師は否定していた。市教委は校長を文書訓告にした。【椋田佳代】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする