「教授がセクハラ」適応障害に 奈良女子大、女性教員が提訴

「教授がセクハラ」適応障害に 奈良女子大、女性教員が提訴
京都新聞 2017/11/30(木) 22:33配信

 奈良女子大文学部の50代の男性教授からセクハラを受けて適応障害を発症したなどとして、学部内の30代の女性教員=京都市=が30日、男性教授に対し、慰謝料700万円を求めて京都地裁に提訴した。
 訴状によると、女性は2015年9月、静岡県での野外実習に参加した際、宿泊先のビジネスホテルで男性教授から性的な関係を迫られた。その後も性的な表現を含むメールを何度も送られた、などとしている。女性は適応障害で約2カ月休職したという。同大学は11月、セクハラ発言を認定し、男性教授を厳重注意に相当する訓告処分にしている。
 男性教授の代理人弁護士は「セクハラの事実は一切なく、訴訟で明らかにしたい」とコメントした。

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