もう一度検証を・・・仙台市“いじめ対策”見直しの声
仙台放送 2017/12/21(木) 19:55配信
いじめ専用の相談窓口やスクールカウンセラーの設置などに力を入れている仙台市のいじめ対策について検証する会議が開かれ、専門家から見直しを求める声があがっています。
仙台市いじめ対策等検証専門家会議
藤原啓二委員
「せっかく立てた政策が機能しているのかどうか。学校内だけで出来ないなら、教育委員会に話して文科省に話してもらうとかそういう努力をしているのか」
この会議は、いじめ被害を訴えていた仙台市内の男子生徒が相次いで自殺したことを受け、国からの要請で設置されたもので、市のいじめ対策について弁護士や大学教授など6人が検証するものです。
3回目となる21日は、問題発生後から市が力を入れているいじめ専用の相談窓口や、スクールカウンセラーの設置などについて見直しを求める意見が出ました。
仙台市いじめ対策等検証専門家会議
氏家靖浩委員
「スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー数的に増やしてもらいたい」
仙台市いじめ対策等検証専門家会議
木村民男委員長
「今、子供たちにとって何が大事かということをもう一度検証する必要がある。」
21日に出た意見は各担当部署で協議されます。