処分後もセクハラ行為続ける、准教授を諭旨解雇

処分後もセクハラ行為続ける、准教授を諭旨解雇
読売新聞 2017/12/25(月) 11:01配信

 山口大(山口市)は25日、複数の女子学生にセクハラ行為をしていたとして、同大大学院創成科学研究科の男性准教授(50歳代)を諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。

 処分は12日付で、准教授はすでに退職した。

 発表によると、准教授は2014年4月から、指導していた同大工学部の複数の女子学生に対し、胸や手を触ったり、体形について不適切な発言をしたりするなどの行為を繰り返したという。

 准教授は以前にも、別の女子学生に同様の行為をしたとして、同年3月に戒告の懲戒処分を受けていた。昨年6月に一部の女子学生から大学側に相談があり、セクハラ行為を続けていたことが発覚。同大の調査に対し、「学生の勝手な主張で、事実ではない」と行為を否定しているという。

 同大の岡正朗(まさあき)学長は「誠に遺憾で、被害学生に深くおわびする。再発防止に努めたい」とコメントした。

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