「絶対内緒ね」教諭が女子生徒に性的質問…退職

「絶対内緒ね」教諭が女子生徒に性的質問…退職
読売新聞 2017/12/29(金) 16:49配信

 埼玉県三郷市の市立中学で11月、20歳代の男性教諭が女子生徒にセクハラ発言をしていたことが市教育委員会などへの取材で分かった。

 保護者によると、女子生徒は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたという。教諭は依願退職した。

 市教委や県教委、保護者によると、11月上旬の休日、女子生徒が教諭に補習を依頼。教室で2人になった際、教諭はLINEの交換を求め、性体験の有無など性的な質問をした。「俺解雇になるから絶対内緒ね」と口止めもしたという。

 約1週間後、様子がおかしいと気付いた保護者が女子生徒に話を聞き、校長らに抗議。女子生徒は通学しているが、保健室で過ごす時間が増えたという。

 市教委や県教委によると、教諭は不適切な発言をしたことを認め、自分が教諭に適していないとして11月30日付で退職した。校長は取材に対し、「あってはならないこと。再発防止に努める」と話している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする