教職員の旅費41万円着服し懲戒免職 神戸市立高の事務職員

教職員の旅費41万円着服し懲戒免職 神戸市立高の事務職員
神戸新聞NEXT 2018/1/19(金) 8:47配信

 神戸市教育委員会は18日、教職員に支払う交通費や出張費など約41万円を着服したとして、市立神港橘高校の男性事務職員(57)を懲戒免職処分にしたと発表した。職員は自らの通勤交通費など38万円も不正受給しており、計約79万円を返還した。管理監督責任を問い、男性校長(59)と男性事務長(55)を減給10分の1(3カ月)とした。

 職員は旅費の支給事務を担当し、2016年8〜12月、同校の教職員62人分の交通費計約26万円と、17年1〜7月の6人分の出張費計約15万円を着服した。

 また、自身の通勤交通費で、16年4月から約2年間、実際は乗っていないバスと地下鉄の通勤定期代を申請して約36万円を受け取り、同校所有の交通機関用プリペイドカード約2万円分を通勤に使った。職員は「生活費や住宅ローンに使った」と説明したという。

 また北区の市立小学校に勤める男性調理士(64)が昨年11月27日深夜、中央区で酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたとして、任用期間が切れる3月末まで2カ月13日間の停職処分とした。(若林幹夫)

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