姫路の小学校教頭が不正流用か 数十万円の使途不明領収書
神戸新聞NEXT 2018/2/14(水) 6:11配信
兵庫県姫路市立小学校に勤務する50代の男性教頭が、前任校の経費数十万円を不正流用した疑いがあるとして、同市教育委員会が調査していることが13日、関係者への取材で分かった。校内から使途不明の領収書が見つかり、教頭はその作成をおおむね認めているという。市教委は経費の使い道や正確な金額の精査を進めるとともに兵庫県警飾磨署にも相談している。
市教委などによると、使途不明の領収書は数十枚あり、架空の領収書も含まれていた。いずれも学校と地域の連携事業に使う経費関連で、教頭が管理していた。
この教頭が現在の勤務先に異動後、教諭らが金額などの不自然な領収書に気付き、昨年12月に市教委に相談して発覚したという。
市教委の聴き取りに教頭はうその領収書作成をほぼ認めたが、使い道などについては説明していないという。
市教委は兵庫県教委にも報告し、同署に被害届を出す方向で検討しているという。