旭川小教諭、傷害事件で有罪 秋田地裁判決

旭川小教諭、傷害事件で有罪 秋田地裁判決
秋田魁新報 2018年3月15日 掲載

 顔見知りの40代男性に重傷を負わせたなどとして、傷害と器物損壊の罪に問われた秋田市牛島、旭川小学校教諭京極努被告(50)の判決公判が14日、秋田地裁であり、三浦隆昭裁判官は懲役2年(求刑同)、保護観察付き執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

 判決理由で三浦裁判官は「男性の妻へのストーカー行為で警察から警告を受けていたにもかかわらず、一方的に怒りを募らせ、陰湿な犯行に及んだ。被害者のけがの程度も重い」と指摘。一方で「示談が成立し、被害者が厳罰を望んでいない」などとして刑の執行を猶予するとした。

 判決によると、京極被告は昨年12月23日午前4時20分ごろ、同市の路上で男性を転倒させ、棒状のもので背中や首などを複数回刺し、左手骨折などの重傷を負わせたほか、男性の妻が所有する乗用車のドアに棒状のもので傷を付けたとされる。

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