論文を二重投稿、教授を停職処分 京都工繊大
京都新聞 2018/3/31(土) 6:00配信
京都工芸繊維大は30日、論文の二重投稿を行ったとして60代男性教授を停職14日の懲戒処分にしたと発表した。
大学の調査によると、教授は指導していた大学院生との共著論文について、国際学会で発表済みの論文とほぼ同じ内容であったにもかかわらず、国内の学会誌に投稿して2016年10月に掲載になった。後日、二重投稿が判明して国内学会誌の掲載分は取り消された。教授は「認識が甘かった」と話しているという。
京都工繊大は「教職員と学生を対象に研究倫理に関する教育をさらに徹底し、再発防止に努める」としている。