神戸の女子中学生自殺 見つかったメモを第三者委員会で検証へ
関西テレビ 2018/4/30(月) 12:09配信
おととし、神戸市で女子中学生が自殺した問題で「破棄した」とされていたメモが見つかったことを受けて、市は再び第三者委員会を立ち上げて検証することを決めました。
2016年10月、神戸市垂水区で中学3年の女子生徒が自殺した問題で、第三者委員会は2017年、「いじめと自殺の因果関係は分からない」とする報告書をまとめました。
しかし2018年4月になって、報告書で「破棄した」とされていた同級生からの聞き取りのメモなどが学校に保管されていたことが明らかになりました。
これを受けて神戸市教育委員会は29日、いじめ対策などを考える市の委員会に対し、メモが見つかった経緯などを説明しました。
その上で、再び第三者委員会を設置して、見つかったメモの内容が報告書に反映されているかなどを検証することを決めました。
この問題をめぐっては遺族の意向などを踏まえて神戸市の久元喜造市長が再調査をする方針を既に示しています。