保健室で盗撮の小学校元教諭に有罪判決 「立場を悪用し、非常に悪質」

保健室で盗撮の小学校元教諭に有罪判決 「立場を悪用し、非常に悪質」
2018.4.17 16:23

 函館地裁(橋本健裁判官)は17日、勤務先の小学校などで女子児童らの裸を盗撮したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪に問われた北海道江差町立小学校の元教諭、志村優樹被告(33)に懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。

 橋本裁判官は判決理由で「教諭としての立場を悪用して保健室に隠しカメラを設置し、犯行は非常に悪質だ」と指摘。一方で「懲戒免職され、社会的制裁を受けている」として刑の執行を猶予した。

 判決によると、志村被告は2016年4月〜17年7月、勤務先の小学校の保健室で内科検診を受けていた女児の裸を腕時計型やペン型のカメラで2回盗撮した他、自宅で入浴中の女児を屋外から盗撮した。

 北海道教育委員会によると、志村被告は今年3月に懲戒免職された。

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