<和歌山県立高>ラグビー部監督を懲戒免職 部員に暴行
毎日新聞 2018/8/1(水) 20:10配信
和歌山県立星林高(和歌山市)のラグビー部監督を務める庄田光一教諭(35)が校内合宿中に飲酒し、男子部員に暴行を加え全治3週間のけがをさせたとして県教委は1日、庄田教諭を懲戒免職処分にしたと発表した。部員は警察に被害届を提出した。
県教委によると、庄田教諭は7月15日夜、3年生の男子部員のシャツを後ろからつかんで数メートルひきずった上、側頭部を足で踏みつけ、頭部打撲や頭蓋骨(ずがいこつ)骨折疑いのけがをさせた。グラウンド整備に時間がかかりすぎだと指摘された部員が、メンバーが少ないことを理由に「しゃあない」と口答えし、庄田教諭が激高したという。同日は夕方から部員らを交えてバーベキューをし、庄田教諭は缶ビールを1本半飲んでいた。【山成孝治】
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酒飲み生徒に暴行 高校教諭を懲戒免職
ABCテレビ 2018/8/1(水) 20:32配信
和歌山市の県立高校で、ラグビー部顧問の男性教諭が、合宿中に酒に酔って部員に暴行していた問題で、和歌山県教育委員会は、この男性教諭を本日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。
懲戒免職処分を受けたのは、和歌山県立星林高校の保健体育の男性教諭(35)です。県教委によりますと、ラグビー部の顧問だった男性教諭は、先月15日の夜、学校内で行われていた合宿中の夕食時に酒を飲み、3年生の男子部員を引きずり倒して頭を踏みつけるなどの暴行を行い、頭部打撲・頭蓋骨骨折疑いなど3週間の通院が必要なけがを負わせたということです。県教委の調べに対し、男性教諭はグラウンドの整備が遅いと注意したところ、被害者の男子部員が「部員が少ないので、しかたがない」と話したことに腹を立て、暴力を振るってしまったと話しているそうです。県教委では「校内で飲酒の上、生徒に暴行を行い、教育公務員としての信用を失墜させた」として懲戒免職としました。県教委によると、男子部員は警察に被害届を出しているということです。また、暴行現場にいた50代の副顧問の教諭も校内に酒類を持ち込み、暴力行為の後の対応が不適切だったとして、本日付で停職1ヵ月の処分を受けました。