バルセロナで派遣校長がセクハラ 福島県が処分

バルセロナで派遣校長がセクハラ 福島県が処分
産経新聞 2018/8/24(金) 18:46配信

 福島県教育庁は24日、スペインのバルセロナ日本人学校に研修派遣していた渡部恵志(さとし)校長(54)が、業務で知り合った現地居住の女性にセクハラ行為をしたとして、停職12カ月の懲戒処分とした。渡部校長は同日付で退職した。

 県教育庁によると、渡部前校長は7月中旬、バルセロナ市近郊で知人数人と食事後、女性と2人きりになった際、みだらな言動をしたうえで、体を触るなどのセクハラ行為をしたとしている。女性が学校に抗議し発覚、渡部前校長は今月7日付で校長を更迭された。

 渡部前校長は「食事での会話の流れで、そのような行為に及んだ。女性を傷つけてしまい申し訳ない」と話しているという。

 渡部前校長は北塩原村の中学校長を経て、昨年4月から2年間の予定でバルセロナに派遣されていた。

 大沼博文教育次長は「本県が派遣した職員の問題であり重く受け止めている。県民の信頼を裏切って申し訳ない」と陳謝した。

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