生徒情報3700人分入りUSB紛失 東京学館浦安高教諭 以前勤務含む5校分
千葉日報オンライン 2018/11/20(火) 11:14配信
東京学館浦安高校(浦安市)は19日、保健体育担当の30代男性教諭が、同高の在校生・卒業生の成績や、以前勤務していた別の高校の生徒の成績など、合わせて5校、約3700人の個人情報を記録したUSBメモリ1個を紛失したと発表した。USBメモリは男性教諭の私物で、セキュリティー機能は付いていない。同日までに、情報が悪用された形跡はないという。
東京学館浦安高によると、男性教諭は10月25日午後7時ごろ、校内でパソコンで事務処理した後、ポケットに入れていたUSBメモリがなくなっていることに気付いた。
記録していた情報は、同高に2013〜18年度に在籍した生徒3145人の氏名や住所、成績と、東京学館浦安中学校の生徒4人の氏名や住所(18年度)。
さらに、男性教諭が以前勤務していた東京学館高校(酒々井町)の生徒53人の氏名や電話番号(09〜12年度)▽県立君津青葉高校の生徒355人の氏名、成績(07〜08年度)▽県立姉崎高校の生徒147人の氏名、成績(06年度)。
東京学館浦安高は浦安署に紛失届を出すとともに、説明会や書面を通じて関係者に謝罪。同校では個人情報をUSBメモリに記録することを禁止していたが、守られなかったためUSBメモリの使用を原則禁止にした。