同僚女性にセクハラ、公文書破棄 県職員を懲戒処分
京都新聞 2018/11/22(木) 22:43配信
滋賀県は22日、公文書を破棄するなど不適切な行為のあった県立高等技術専門校(草津校舎)の職業訓練指導員男性(38)を停職2カ月、同僚女性にセクハラ行為をしたとして東近江農業農村振興事務所の副主幹男性(64)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分としたと発表した。いずれも同日付。
県人事課によると、指導員は2017年10月18日と18年3月27日、同校訓練生対象のアンケートで「指導力を欠いている」などと指導員に批判的な内容が書かれた調査票を破棄し、自ら記入したものと差し替えた。同校校長ら3人は監督責任を問い口頭注意とした。
副主幹は16年1〜3月と18年4〜6月、同僚女性に不必要に握手を求めたり背中に触れたりし、連休の予定を尋ねて自宅に誘うなどした。男性は「覚えていないが、女性がそう言っているなら事実だと思う」と話しているという。同事務所所長ら2人は文書訓戒とした。