下半身露出で3度逮捕の元学校講師「悪質で常習性」 有罪判決
神戸新聞NEXT 2018/12/27(木) 18:38配信
路上で下半身を露出したとして、公然わいせつ罪に問われた兵庫県立中等教育学校の元常勤講師の男(28)=西宮市=に対する判決公判が27日、神戸地裁であった。男は9月以降、公然わいせつ容疑で3回逮捕。市原志都裁判官は「短期間に犯行を繰り返し、常習性が認められる」とし、懲役4月、執行猶予3年(求刑懲役4月)を言い渡した。
判決などによると、11月13日午後3時すぎ、神戸市西区の幼稚園近くの路上で下半身を露出した。
男は9月に同区の商業施設で下半身を露出した容疑で逮捕され、神戸簡裁から罰金10万円の略式命令を受けた。10月19日に懲戒免職されたが、その3日後に同区の歩道で下半身を露出した疑いで逮捕。不起訴処分となったが、11月にも同様の事件で逮捕された。
市原裁判官は犯行を「悪質」としつつ、男が再犯防止に向けた治療を受ける意思を示したことなどを考慮して、執行猶予とした。