担任教諭が指導中に児童の足蹴る 保護者が校長に抗議し体罰発覚
京都新聞 2018/12/28(金) 18:12配信
滋賀県野洲市教育委員会は28日、5月22日に市内の小学校の廊下で、教員が担任を受け持つ児童を指導中、足を蹴る体罰を行ったと発表した。児童にけがはなかったという。
市教委によると、保護者から抗議の連絡が7月20日にあり、教員と教頭が家庭訪問して児童と保護者に謝罪した。しかし校長や市教委に報告せず、保護者が今月下旬に校長に再度抗議して発覚した。
渡邉美喜子学校教育課長は「(体罰は)重大なことと受け止めている。速やかに報告されるべきだった」としながら、体罰が行われた理由や体罰行為の詳細、児童の学年は「児童の特定につながるため言えない」と説明し、教員の年齢や性別、処分についても「情報を出す必要がない」とした。