いじめ自殺でメモ隠ぺい指示の教委幹部が遺族に謝罪
ABCテレビ 2019/2/13(水) 12:03配信
神戸市垂水区で3年前、市立中学3年の女子生徒が自殺し、いじめの内容を記したメモが隠ぺいされた問題で、隠ぺいを指示した教育委員会の幹部が遺族に謝罪しました。
これまでに、神戸市垂水区の中学3年の女子生徒(当時14)が自殺した数日後に教員が同級生から聞き取りして、いじめの内容を記したメモが隠ぺいされていたことがわかっています。市教委によりますとが12日、自殺した生徒の母親と1時間半ほど面会しました。その中で、首席指導主事は「メモの存在がわかると第三者委員会の調査が長引くと思い、校長と相談してメモを出さないと決めた。軽率な判断で心労をかけ、申し訳なかった」などと謝罪しました。首席指導主事は先月、停職3ヵ月の懲戒処分を受けています。