早大でセクハラ 50代の商学学術院教授を解任
毎日新聞 2019/2/15(金) 19:42配信
早稲田大は15日、ゼミの授業中にセクハラをしたなどとして、商学学術院の50代の男性教授を同日付で解任したと発表した。教授はハラスメントを認め「大変反省している」と話しているという。早大は昨年7月にも教え子の女性にセクハラをしたとして60代の男性教授を解任している。
早大によると、50代の教授は2015〜17年にゼミの授業中、性的な発言をして学生の体を触ったり、大声で怒鳴ったりした。ゼミを変わらざるを得なくなった学生もいたという。13〜18年に複数の大学職員を罵倒するなどのパワハラもした。被害を受けた学生が18年5月に早大のハラスメント防止室に申し立てて発覚した。
早大は教授の氏名や具体的な発言について、被害者の2次被害を避けることなどを理由に公表していない。【奥山はるな】