アンケートで「おびえるような指導」工業高生の自殺
KHB東日本放送 2019/2/17(日) 18:43配信
宮城県工業高校の生徒が自殺した問題で2回目の第三者委員会が開かれ、生徒へのアンケートで「おびえるような指導」などの回答があったことが明らかになりました。この問題は県工業高校1年の男子生徒が去年8月、自宅で自殺し担任教諭による行き過ぎた指導があったとして、遺族が県教育委員会に対し第三者委員会の設置を求めていたものです。
会合は非公開で行われ、1月全校生徒を対象にしたアンケートで「おびえるような指導」「大声をあげる」などの回答が10件未満寄せられたということです。また、17日は遺族が初めて会合に出席しました。亡くなった生徒の父親「先生が自分の子どもを入れたい学校ですか、自分の子を入れたいと思う学校づくりをしてほしい」。第三者委員会では3月から協力が得られた教諭、生徒に対して面談による聞き取り調査を始めるということです。