高校柔道部で行き過ぎ指導 処分の男性教諭「安全に対する配慮に欠けていた」

高校柔道部で行き過ぎ指導 処分の男性教諭「安全に対する配慮に欠けていた」
サンケイスポーツ 2019.2.18 20:03

 秋田県教育委員会は18日、顧問を務める柔道部の練習中に生徒を壁にぶつけるなど行き過ぎた危険な指導をしたとして、県立高の30代男性教諭を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。

 県教委によると、教諭は2017年秋ごろから、生徒を相手に技を掛け合う「乱取り」の際、壁に押しつけたり、ぶつけたりした。複数の男子生徒がこうした指導を受けていた。体罰の意図はなかったとしている。

 教諭は「安全に対する配慮に欠けていた」と反省しているという。県高校教育課は「部活動指導の適正化を徹底する」としている。

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