「暴行の影響ある」名古屋・天白養護学校教諭の体罰で被害生徒の親が会見

「暴行の影響ある」名古屋・天白養護学校教諭の体罰で被害生徒の親が会見
CBCテレビ 2019/2/26(火) 18:55配信

 名古屋市立天白養護学校の男性教諭が、生徒に体罰を加えたとして暴行の罪に問われ、3月、裁判が開かれるのを前に、被害者の母親が、息子が、今も暴行の影響を受けていることを明かしました。

 天白養護学校の60歳の男性教諭は、おととし11月、体育の授業中に、生徒の足を踏みつけたり蹴ったりした疑いで、去年12月に書類送検されていました。

 男性教諭は、その後、暴行の罪で略式起訴されましたが、名古屋簡易裁判所は、「略式命令は不相当」として、3月14日に正式な裁判が開かれることになっています。

 この裁判を前に、26日、体罰を受けた元生徒の母親が会見を開き、今も息子が暴行の影響を受けていることを明かしました。

 「豹変したうちの息子が、いきなり主人をすごい勢いで殴って主人も体中あざ」(被害者の母親)

 また母親らは、長期的な支援のため、他の卒業生らに対しても、カウンセリングが必要だとして、教育委員会に責任を持って対応させるよう、名古屋市議会に求めました。

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