願書提出忘れ、埼玉県に賠償命令 推薦入試受験できず
共同通信 2019/3/1(金) 18:07配信
専門学校の推薦入試を受けられなかったのは、願書を預かった担任が提出し忘れたためだとして、埼玉県立羽生第一高の元女子生徒(19)が県に約150万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、さいたま地裁熊谷支部(大槻友紀裁判官)は1日、50万円の支払いを命じた。
判決によると、元生徒は2017年10月11日、担任に願書を提出。担任は失念し期限の同20日までに出願できなかった。担任は同24日、元生徒側に「書類に不備があり受理されなかった」とうその説明をしたが、その後家族が専門学校に問い合わせて発覚した。